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一目惚列車、それは筆者が考え出した
三分ごとにドキドキするお金のかからない
夢の詰まった真剣勝負。
来ました待望のpart2。今回も同じく京王線での勝負。
高尾山口に向けて電車はゆっくりと向かっていくのでした。
約二時間の片道、終点高尾山口に到着。
前回までならそのまま引き返していた所ですが、
今回は衝動的に星空が見たくなり高尾山を登ってきました。
稲荷山コースをほぼ全力で走り続け、一時間足らずで山頂に到着。
走った理由としては、お化けが怖かったから。
1円パチンコのリングを最近やって、デジャブパニックを見たからか
貞子さんに追いかけられてそうで、不安になりながら走り続けました。
分かる人には分かる恐怖です。
途中で海外からの旅行者さんとすれ違いました。
英語で少し会話をしたあたりから、人がいることの暖かさを感じ、その反動からか少しおかしくなりました。
I'm afraid of ghosts.と呟きながら、山頂まで1.3Kmを走り抜けました。
恐ろしい空間に一人でいると独り言が多くなります。
ここまで言っといてなんですが、幽霊よりも怖いのは山ダニです。お気をつけて。
山頂に着き、空を見上げましたが星はほとんど見えませんでした。
ビルの光の方が綺麗に見えました。なんか残念。
帰りは暗くなりすぎて徒歩は無理だと断念し、ケーブルカーで帰りました。
ケーブルカーでの一目惚れも残念ながら。
帰りの電車に乗り込み、行きの電車でも読んでいた
石田衣良さんの『美丘』を開く。
読み切らなかった為、家で読み切る。
美丘は病気×恋愛の物語。
ストーリーは主人公が浮気をします。その後美丘という女性を殺して終わります。
主人公が腐ってるように感じますが、大変良い人ですよ。
ただ、この小説を読んだ感想は
一目惚列車をやってるような人間ですので恋、愛を求めています。
そんな筆者が読んでも、
羨ましい。俺もこんな…。消えてしまえ。
という負の感情しか湧き上がりません。
リア充の方々は一度この作品をご覧下さい。ドラマにもなっている名作らしいです。
本の最後にある解説を読むと、本当に感動する物語は涙は出ないとのこと。
無論筆者は泣きませんでした。
素晴らしい物語であることの裏付けです。
話は本題に戻ります。
結局メインである一目惚れはナッシング。
夏休み終了(去年の9月の事です)までもう少しあるので期待。
では、最後に高尾山のラップをどうぞ。